2015年3月22日日曜日

喉ケア用品特集

最近、生徒さんやライブにお越し頂いたお客様から「普段どんなケアをしていますか?」とよく尋ねられます。今日はやっとこさ、ちょっと時間ができたので私の愛用品をご紹介したいと思います。先に申しておきますが、全ての方に合うとは限りませんので、お試しはご自身の責任でお願いします。また、ものによっては、タイミングを間違えると逆に乾燥感があったりする場合もありますのでお気をつけ下さいね。

また、ひどい症状が出てからこういうときはどうしたらいいですか?という質問をよく頂 きますが、えーっと・・普段からのケアが大事ですので・・つめたいようですが、都合いいときだけケアしてもあんまり意味はありません。日頃から労ってあげましょう。


また、鼻の通りが悪い方などにお会いすることもよくありますが、そういう方は副鼻腔炎など慢性的な鼻炎をお持ちの方も多いです。早めにお医者さんで診てもらって、きっちり治療されることをお勧めします。


1)アレルギー対策・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

今の時期だと花粉症対策にご興味のある方が多いと思います。私も少しだけアレルギーがあるため漢方薬をのんでいます。いわゆる、抗ヒスタミン剤系の花粉症薬は喉が渇きやすかったり、ものによっては眠くなったりする副作用が出る方もいて、私のようなシンガーにとっては喉の乾燥は大問題なので、そういった副作用のでない漢方薬は助かっています。

私が飲んでいるのは岐阜県加茂郡八百津町にある「中島薬局」の小青竜湯(しょうせいりゅうとう)です。http://health.goo.ne.jp/hospital/pharmacy/detail?pcd=21&icd=&hid=2141300331


ツムラなどの大手製薬会社からも同じ名前のものが出ており、そういったものももちろん効いたのですが、中島薬局の漢方薬は私にぴったり合ったので(中島薬局の方に伺った所、同じ小青竜湯でも微妙に配合が違うそうです。)保険外ですが購入しています。1ヶ月分(朝晩)で9000円程度となかなか高額ですが、私は一日に1包でよいので2ヶ月持ちます。(湿気ってしまうので、保管は冷凍庫に!これ大事!)お店自体は昔ながらの小さな薬局なのですが、かなり有名な薬局で全国から注文があるそうです。お取り寄せも可能みたいですので、遠くにお住まいの方もお試し頂けるかと思います♪



2)ハーブティー・スロートコート

留学時代からずっとお世話になっているハーブティーです。私は普段からコーヒーも紅茶もカフェインの入っているものは基本的に飲まないので(カフェインが喉を乾燥させる傾向があるという理由と、単純にコーヒーが苦手という理由。笑)、普段からハーブティーをよく飲んでいますが、スロートコートは8年くらい?愛用していて、日本に帰国してからもずっと個人輸入しています。日本では輸入食品のお店以外は、なかなか売っていませんが、通販でしたら楽天にもありました。


砂糖が使われていないのにとっても甘くて(自然の甘さ)喉のイガイガが落ち着きます。私がライブの時に水筒に入れて飲んでいるのはこれです。

私は普通の人よりも乾燥にとても弱い傾向があります。できることを全部やっているつもりでも、お医者さんには 「喉が乾燥していますねー」と言われてしまうタイプです。なので、乾燥対策は入念です。あ、ちなみにお酒&タバコも喉を乾燥させる原因の1つです。タバコを吸ってお酒を飲んでカラオケというコースは、喉には最悪ですね(笑)



3)口とじテープ

これも毎晩愛用しています。なんか変なものだなーと思われる方もおられるかもしれませんが、こういうものって売ってないのかなーと思っていたら、新聞に平原綾香さんが使われているという記事を見て、急いで購入して以来毎晩使っています。



朝起きたら、喉がイガイガするなーというご経験はどなたでもあるかと思います。それは、寝ている間に知らないうちに口呼吸をしているから。これを強制的に防いでしまおうというのがこの口とじテープです。上唇と下唇をつなぐようにペロっと貼るだけなのですが、そこそこの粘着力があるので、朝まで剥がれることはほとんどありません。これを使うようになってから、朝起きたときの喉の状態が抜群に快適になりました。ちなみに私はこのテープの上から更にガーゼのマスクをして保湿しています。いまどき、ガーゼのマスクと不織布のマスクの2種類があるかと思いますが、個人的にはガーゼのマスクの方が保湿効果が高いような気がします。研究したことはないので分かりませんが、なんとなく。




4)マスクの着用
日常的にマスクをすることで、呼吸器系の乾燥を防ぐことができます。風邪の予防にもなりますしね。ただ、清潔なマスクを使用しないと意味がないので、使い捨てマスクの使い回しなどはやめましょうね〜。


5)鼻うがい
これも毎晩必ずやります。遠征する時は遠征先にも持っていきます。私はこの「ハナクリーンS」というポンプを使用しています。仕組みは単なる柔らかいプラスチック製 のポンプなので、買った時は高いなーと思ったのですが、毎晩使うので、しっかりした作りのものを最初から買ってよかったなと思います。



これに私は添付されている粉ではなく、「ハチアズレ」といううがい薬をお湯に溶かして使用しています。ハチアズレは、メンソールなども入っていないのでツーンとすることもなく、すっきり使えています。これを使う時のコツはパッケージにも書かれていますが、えーっと声を出しながらポンプからお湯を出すことです。これをすることで、中耳炎になる危険や薬液が喉に流れてしまうのを防いでくれます。他にもお塩を水に溶かしてやるという方もおられるようですが、私はそのやり方はくわしくないのでわかりません。



6) 体力作り、ストレッチ
これは私自身も今、体質改善として実行中なことなのですが、できるだけ筋肉をしっかりとつけ、抵抗力のある身体作りをするということです。日々のコアトレーニング、そして、私はバレエのレッスンに週1回通っています。もっともっと体力つけないとなー。


7)プロポリス飴
これもかれこれ10年以上お世話になっています。留学前からあれっ?風邪かな?というときにお世話になっています。飴としては結構高級品かと思いますが、森川健康堂のプロポリス飴はプロポリス の含有量が他の会社が出しているプロポリス飴とは比べ物にならないので、こちらを愛用しています。


ちなみにこの飴、喉で炎症が起こっていると、ぴりぴりします。本当にひどい時は汗が出るくらいの刺激があります。そしてかなり匂いが独特です。苦手な人は苦手かなー。私はもう慣れちゃって、全然平気ですが。匂いに耐えて、1粒舐め終わるとたった1粒なのに喉がすっきりします。これだけ効果があるなら、このにおいと味なんて余裕で我慢できちゃうなーって感じです。笑


8)マヌカハニー

マヌカハニーは最近、日本でも大流行ですね。人気が出てきて、アロマやオーガニック食材の お店などでも置かれているのを見るようになりました。おそらくずっと昔からアメリカではかなりポピュラーで、留学中私は、毎朝1さじずつ舐めていました。これもプロポリス飴と同様、独特な香りがあるので、好き嫌いがあるかと思います。普通の蜂蜜とはちょっと味も香りも見た目も違います。



まだまだマヌカハニーについては私も詳しくないのですが、熱処理をしていないこちらの商品を注文してみて、先日届きました!蜂蜜は熱処理をすることで、成分がかなり変わるようなので、この生のマヌカハニーというのはかなり抗菌作用が強いのかなという感じです。結晶化していて、いわゆる普通のトロトロした蜂蜜とは全く別物です。



9)はちみつ100%のキャンデー

はちみつシリーズでもう1つ。これはスーパーでも買えて、値段も安いので試しやすいかなと思います。この値段だったら満点かなーというくらい、蜂蜜成分がガツンときます。味もおいしいし、レッスンでしゃべりすぎたなーという時などは、こっそり舐めながらレッスンしています(笑)



他にもボイスケアのど飴というものもスーパーに売っていたりしますね。個人的にははちみつ100%キャンディの方がいいかなー。でもボイスケアのど飴もプロポリスが入っているようなのでいいと思います。


10)お風呂ではシャワーだけではなく湯船にしっかりつかる
お風呂に入ったときに、しっかりと湯船に使って蒸気を浴びることで、呼吸器系全体へ潤いを補給できます。またお湯に使って暖まることで筋肉全体が弛緩するため、呼吸器系の働きもスムーズになります。しっかりお風呂で暖まった後に就寝することでしっかり睡眠が取れ、喉の疲れを癒すこともできます。お風呂大事!


11)蒸気吸入器
耳鼻科に行くと、やってもらえるアレを自宅でやれる機械です。といっても最近はそんなに高くなくて各社から発売されているので、比較的手軽に吸入もトライできるかと思います。おすすめは、口から鼻への蒸気だけではなく、鼻から口へと蒸気を通すこと。(鼻から息を吸って、口から息を吐く)そうすると、喉の奥の方までしっかりと潤います。最近は毎晩鼻うがいをするので、 吸入は朝などにピンポイントですることが多いです。

ちなみに、加湿器も持っていますが、実は最近は使っていません。以前は使っていましたが、あまり高級な加湿器ではなかったので、湿度調整がうまくできず、加湿されすぎてしまって逆にカビが発生してしまったことがあったので、加湿器の使用はやめました。しっかりとした機能のある加湿器をお持ちの方は勿論お使いになると乾燥対策にはなるかと思います。



12)漢方薬
私は漢方薬は体質にあっているようで、自分の体調をみながら適宜、服用しています。中でもよく使っているのは喉のコンディションを整えるのに有効な「柴朴湯(さいぼくとう)」「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」体力が衰えたときなどに使用する「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」などがメインです。1)でご紹介したアレルギーの小青竜湯も欠かせないです。

13)豚骨ラーメン(番外編)
今まであまり共感を得られたことはないのですが(笑)私自身はライブやレッスンで、あーのどが疲れたなという時は、豚骨ラーメン(麺ではなくスープ)が効きます。塩分がよいのか、こってりした脂がいいのか。あるシンガーさんは唐揚げを食べると楽になると話していたときいたことがあるので、脂かなやっぱり。アナと雪の女王で有名なMay○さんも、ツアーの時は豚骨ラーメンのスープを水筒に入れて持ち歩いているというのが新聞記事に載っていたのですが、初めて私とおんなじ人がいる!って思いました。笑。でも彼女以外、同じことを言っている人(共感してくれる人)がいないので、万人向けではないです。

2015年3月18日水曜日

新プロジェクト「さとのうた」始動!

今日は新プロジェクト始動のおしらせです。

プロジェクト名は、粟田麻利子&山本翔太プロジェクト「さとのうた」です。

童謡、唱歌などの美しい日本の歌にフォーカスを当て、新たなアレンジで、できれば毎月(努力目標!)アップするという企画です。たくさんになったらCDとかでまとまったものができたらいいなー♪

第一弾は春先の情景を歌った百田宗治作詞・草川信作曲の名曲「どこかで春が」。瑞々しい歌声、アレンジと写真でお届けします。

(写真は全て山本翔太くんの撮れたてほやほや作品です♪)